下肢静脈瘤の手術はいまや日帰り手術が主流となってきているのです

下肢静脈瘤には、大きくわけて二つの症状があります。ひとつは、足のふくらはぎあたりが、ぼこぼこしてはっきりと血管が浮き上がるタイプのものです。そしてもうひとつは青や赤の血管が足の表面に目立ってくるというものです。
この血管が浮き出るタイプの症状は、これまでは治療に入院が不可欠な状態でした。しかし最近ではおうしたタイプでも日帰りで治療するのが当たり前になってきているのです。それは、1998年以降、ストリッピングという静脈瘤の根治手術が否がえるで行われるようになってから、ほとんどの手術が日帰り対応になってきているのです。
またこうした物理的な手術の代わりに、レーザー治療も多く行われるようになってきているのでう。レーザー治療は、ストリッピングに比べて体へのダメージが少なく、回復も早いためにこの方法を選択する患者さんが増える傾向にあります。また初心当日に施術をしてそのまま帰宅することができるのも大きなメリットとなっています。
一方、青や赤の血管とも呼ばれる網目状やくもの巣上の下肢静脈瘤については、従来はほとんど治療法がないといわれてきたのですが、効果療法という注射による治療が普及することにより、こちらも治療の対象となってきているのです。最近ではこの領域についても体外照射タイプのレーザーが効果的であることがわかってきており、日帰りでこうした施術を受ける患者さんが増えているのです。
こうしたことから、あらゆるタイプの下肢動脈瘤の手術が入院せずに外来で治療できるようになってきているのが最近の大きな特徴ということができます。
ストリッピングは血管を引き抜いてしまいますから確実にその見た目の効果は向上することになりますが、外科的な方法をとっていますので、やはり痛みがあったり傷あとが残ったりというデメリットが生じることがありますが、レーザー治療は本当に簡単に治療が可能となり、しかも大きなダメージが体に残りませんので、短時間に効果をあげることを考えるのであれば、こうしたレーザーによる治療がお勧めということができます。
最近では健康保険に対応したものも登場してきているため、費用的にも大きな心配がなくなっている点も患者さんにとってはありがたい状況ということができます。
下肢静脈瘤になってしまったら、とにかくその状態を放置せずにこうした治療を受けることで、症状を改善させることがなによりのお勧めということができます。